モンゴルを訪れた日本人は「モンゴルは古き良き日本の空気がある」と言う人も多いモンゴル。
気高く優しいモンゴル民族の生き方には、日本人が忘れてしまった大切なものがあります。
この度、モンゴルの美しい風景や文化、そして人々の人生を映した4作品をセレクトいたしました。
社会主義時代に生きた母の限りない愛を描く「母」
モンゴルの素晴らしい四季の姿を映した「四季遊牧」
現代社会と自然破壊によるモンゴル文化の退廃を描く「オボー」
おじいさんと馬の愛を描く「黒い馬」
映画上映後は、同志社大学の向先生による13世紀のモンゴルバター茶のレシピを再現したモンゴルバター茶をお出しいたします。
ミルクティーを白磁や染付(ブルー&ホワイト)のカップで飲む午後の紅茶の文化の淵源は13・14世紀のモンゴル時代に遡る?モンゴル宮廷のレシピ『飲膳正要』に記されたバター茶の記録をもとに当時の茶文化を探ります。
向先生より
モンゴル民族衣装を2着ご用意しますので、試着して撮影なども行なっていただけます。
上映スケジュール
11:00〜12:30
母
12:40〜13:00
黒い馬
13:10〜14:50
四季遊牧
15:00〜15:20
オボー
15:20〜16:00
トークショー
イベント後には有志で懇親会も予定しています。
日時:2019年9月16日 11:00〜16:00
会場:同志社大学 寒梅館
入場料:同志社社員・学生無料、一般 1,500円、前売 1,000円
上映作品
母
69歳のシングルマザー・ハンダはモンゴルのオブス州で生活していた。ハンダの唯一の息子は軍隊で働いていたが、不運なことが起こり、殺人罪を犯してしまう。
厳しい社会主義時代のモンゴルで起きた、母と子の愛の物語。
予告編
四季・遊牧
一度見出したらどうしても席を立てない。モンゴルの遊牧民の暮らしのようにゆったりとした時間に包まれながら、終わりまで見てしまう。この作品にはそんな不思議な魅力がある。学術的な記録として撮られた画像なのだろうが、これはもう、作品である。
モンゴルの大自然とそこに暮らす素朴な人々 ―― というテーマで作られたテレビドキュメントはいくらでもある。劇映画もいくつか作られている。しかし、調査隊の学者や学生たちが、日本では想像もできない厳しい自然の中を、ツェルゲルという村で一年を過ごしながら作られた『四季・遊牧』は、そのてのものとはまったく違う。モンゴルを深く知る人によってはじめてとらえることのできる迫力が画面に溢れ、一年間をともに過ごした何組もの遊牧の家族たちへの熱い愛情と、その人たちの暮らしのあり方への敬意が胸をうつ。
推薦の言葉 山田洋次監督
黒い馬
孫が結婚し、町で家を買うためにはお金が必要に。
お爺さんは黒い馬「ハリフ」以外の家畜をならば売ってもいいと許可。
しかし売人が「ハリフ」のことを気に入ってしまう。
オボー
オボーはモンゴルでは神聖的な物です。
オボーは墓ではありません。オボーには女性が近づいてはいけません。昔からモンゴル人がオボーを祭って家族の裕福・平和を祈る習慣があります。しかし内モンゴルでは、若者が伝統の文化を忘れてしまっています。
伝統文化を守り続けるために書いた物語。
前売りチケットについて
下記ページから前売りチケットを20枚限定で販売しています。
各種クレジットカード決済が可能です。
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上映会会場
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